YUZUTOWN
遂に来ました!
約2年ぶりのゆずのフルアルバム「YUZUTOWN」!!
もうリリース発表の何ヶ月も前からずっと楽しみにしていました。
発売から1週間経ちまして、気がつくと毎日のようにリピートをしております。
というわけの感想雑記です。
Tr.1 SEIMEI
去年の弾き語りドームツアーに合わせて、弾き語り曲として配信リリースされていた「SEIMEI」。今作にはアレンジがされた形で収録されました。
アレンジャーは「虹」など何度もアレンジ担当をしたことのある蔦谷好位置さんと、「桜木町」「栄光の架橋」などのアレンジを担当した松任谷正隆さんのタッグ! 強い!!
原曲はギターだけが奏でる非常に力強さの感じられる曲なのだけれども、このアレンジは雄大さがすごい。
力強い生命力を感じさせる弾き語り版。雄大な生態系の広がる世界の光景がイメージとして浮かんでくるアレンジ版。
ゆずのこの弾き語りとアレンジで2面の顔を見せられる所、やはり素晴らしい。
Tr.2 チャイナタウン
地元横浜の中華街を題材としたこの曲。
意外と中華街にフォーカス当てた曲って今までなかったんですよね。
それにしても歌詞が非常にゆずらしい。
Tr.3 ~Pinky Town~
このアルバムに3トラックあるインストの1つ目。
どれもこのあとの曲のアレンジになっています。
このインストがあることで、いい感じにアルバムの場面転換が行われているなーと感じます。
Tr.4 花咲ク街
和テイストな一曲。
凄くいい感じの暖かさに包まれるなぁと感じます。桜会なんかも似たような感覚になる。凄くホッとする。
このアルバムのトレーラーとして最初に投稿された動画で使われていた音源がTr.3の「~Pinky Town~」で、この曲は「おーいお茶」のCMソングとして後日CMでサビが初お披露目されたのだけれども、それ聴いた途端に「トレーラーのやつ!」となって、アルバムの楽しみ度が倍に跳ね上がりました。
ゆず「花咲ク街」Music Video(FULL ver.)
Tr.5 GreenGreen
歌詞は切ないのにメロディが優しい、theゆず曲。
サビの跳ねるような譜割りが大好き。
今作には「おーいお茶」CMタイアップ曲が3曲あって、これもそのうちの一つ。
Tr.6 マボロシ
打って変わってもの凄く幻想的な曲。
岩沢さんのボーカル、二人のハモリ、ボーカルが非常に映えた曲。
ゆず「マボロシ」Music Video(Short ver.)
Tr.7 ~Yellow Town~
突然のインド。
これがあることでTr.6-8がいい感じに繋がる。
Tr.8 イマサラ
来た! トゲ枠!! 異質枠!!
「TOWA」の「た Ri ナ ぃ」や「BIG YELL」の「通りゃんせ」とかに比べると歌詞の毒は薄いけれども、このインド感による強烈なオーラ。
歌詞はスパイスの名前がいっぱい出てきたり、2番にラップがあったりと遊び心があって楽しくもある。
theゆずから離れた、アルバムの中に潜んでいる棘がたまらなく好きなんですよ。
Tr.9 フラフラ
今作の岩沢曲その1。
タイトルから暗めの曲なのかなーとか思ってたら明るい!
「time is なんちゃら」とか砕けた感じの歌詞がいかにも岩沢さんらしさが溢れ出してて最高。
何かやらなきゃと思いながらフラフラと時間が過ぎて行ってしまうのをこんなにポップに歌ってしまうとはね。
Tr.10 夏疾風 (YZ Ver.)
嵐に提供した曲のセルフカバー。
嵐版は凄く爽やかなアレンジだったのに対して、セルフカバーは夏の暑さの感じられる力強さのあるアレンジ。かっこいい!
まさに「輝け命」
Tr.11 ~Green Town~
インスト3つ目。
今作のインスト、ライブで言う序盤、中盤、終盤の切り替えに当たるような場面にあって、いい感じに場面切り替えしてくれています。
Tr.12 マスカット
自然に踊りだしたくなる楽しさ。
もうすぐアルバム終わっちゃうのにそんな気が全くしない。もっと聴いてたーい!
ただ、シングルで出たときから思ってたけれども、この曲だけ音大きすぎない???
Tr.13 まだまだ
岩沢曲その2。
フラフラとは逆にしっとりとした曲。
まだまだ、という言葉を聞くとまずマイナスの印象が出てきがちだけれども、この曲でのまだまだはプラスのまだまだ。
あきらめないで。行こうぜ。
スッと優しく背中を押してくれる、そんな曲。
Tr.14 公園通り
YUZUTOWNの始まりとなったとインタビューで言っている曲。
路上時代を懐かしんだ歌詞がすごくジーンと来ます。
この頃のゆずを自分はリアルタイムでは知らないのだけれども、20年メジャーでやってきていてもこの頃の気持ちを忘れることは無いんだなぁと思うと
「なんでだろう わけもなく泣けてくる」
総括
「TOWA」や「BIG YELL」みたいにおっきなコンセプトが無い今作だけれども、非常に聴いてて楽しい作品になっていました!
インストのところで書いているけれども、節目節目にインストが入ることでいい感じに場面が切り替わっていて凄く聴きやすい。総収録時間も49分という絶妙な長さでちょっと元足りなさがあることでリピートが止まらなくなる!
1周、2周と繰り返すことでどんどん良いなぁって思いが大きくなるそんなアルバムです。
1~One~とかに似た雰囲気を感じたかな。
聴いていない方、是非聴いてくれ。